2010年12月30日木曜日
仮面ライダーオーズ&ダブル
2010年12月18日土曜日
かすやキッズネット2011年1月号
2010年12月3日金曜日
2010年11月23日火曜日
かすやキッズネット2010年12月号
2010年10月22日金曜日
かすやキッズネット2010年11月号
2010年10月12日火曜日
『♪感謝・・・そして未来へ!』
全国から3000人近くの踊り子さんが集い、心をこめて演舞されました。
ものすごいパワーをいただきました。
いろいろな方々に『ありがとう』です。
次の10年にむけて更なる飛躍を!!
2010年10月8日金曜日
2010年10月1日金曜日
こども健康教室でした
『今秋からの予防接種』をテーマに、細菌性髄膜炎ワクチンを中心に
子宮頸がん予防ワクチン・日本脳炎ワクチン・インフルエンザワクチン
についてお話しました。予想以上の方々に来ていただき、また質問も
多く皆さんの関心の高さを感じました。今後も機会があればお話を
したいと思っています。
また日本医師会の「希望するすべての子どもに予防接種を!」
キャンペーンにも署名いただきありがとうございました。
2010年9月22日水曜日
2010年9月17日金曜日
かすやキッズネット2010年10月号
国・市町村が実施主体となりますが、昨年のような混乱はないと考えます。①従来の季節性インフルエンザ+昨年の新型インフルエンザ(A/H1N1)の混合ワクチンです. ②従来のように13歳未満は2回接種です.
③昨年のような接種者の優先順位はなく、また流通の規制もありません.
④従来通り接種費用は被接種者が負担します. (65歳以上の方などは助成の対象となります)
2010年9月6日月曜日
パピーウォーカー講習会
内容は『アタッチメント』『他の犬と遭遇しても興奮して吠えないようにする』『down(=伏せ)』などの2時間で、我が家のパピー『ワンビー』と楽しんできました。
指導員の方からの「〝他の犬に吠えることがいけない〟のではなく〝それよりも飼い主と関わる方が楽しい〟とわからせる」という話が印象的でした!
2010年9月3日金曜日
今秋からの Hibワクチン 予約について
日本脳炎ワクチン第2期接種について
2010年8月30日月曜日
平成22年 秋・冬のインフルエンザワクチンについて
9月下旬より予約受付を開始したいと考えています。
H22.9.13 改訂 ふたばこどもクリニック院長
2010年8月22日日曜日
うみこい祭り2010
よさこい以外にも「博多にわか」「うみまち小唄」の披露があったり大いに楽しめました。
2回目のお祭りであるということでしたが大盛況でありました。実行委員の方々お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
2010年8月20日金曜日
かすやキッズネット2010年9月号
2010年8月4日水曜日
2010年7月29日木曜日
アジア太平洋こども会議
2010年7月24日土曜日
2010年7月19日月曜日
夏本番
2010年7月17日土曜日
かすやキッズネット2010年8月号
2010年6月27日日曜日
Diend &Den-O
夏のWも待ち遠しいです。。。
2010年6月24日木曜日
こども健康教室でした!
いろいろな人と話をする中で、多様性の中から本質を構築することができると思っており、今後も「こども健康教室」は続けていきたいと思っています。次回は9月下旬を予定しています。テーマに関してご要望のある方はご気軽に連絡下さい。*粕屋町社会福祉協議会(938−6844)
2010年6月18日金曜日
「首がすわる?」
かすやキッズネット2010年7月号
【夏かぜウイルス】かぜ全体の原因ウイルスは200種類以上あるといわれています。一般にウイルスは寒冷・乾燥を好むため、冬期にかぜが流行するのですが、逆に高温・多湿を好むウイルスもいてこれが夏かぜの原因となります。エンテロウイルス・アデノウイルスなどがその代表でそれぞれ数十種類あります。【エンテロウイルス】「エンテロ」とは腸の意味で、のどだけではなく腸でも増殖するため、発熱・のどの痛み・発疹に加えて、下痢や腹痛などのおなかの症状を認めます。手足口病(手掌・手甲・足底・足甲に2〜3mm程度の発疹やのどの水疱が特徴)、ヘルパンギーナ(高熱と“のどちんこ”の両脇の水疱が特徴. のどが痛くて食事を飲み込みにくいこともある)などが代表的な病気です。【アデノウイルス】「アデノ」とはのどの意味で、このウイルスも気道や腸で増殖します。のどの痛み・強い咳・結膜炎を認めるときもあります。咽頭結膜熱(高熱、のどの痛み、目の充血などを認める. 俗にプール熱と呼ばれますがプール以外でも感染します)が代表的な病気です。【対処法】他の多くのウイルス感染症と同様に治療薬はないため安静・対症療法で対応し、通常は2〜3日程度で軽快します。もし発熱が2〜3日以上続き、活気がない・咳や喘鳴が強い・嘔吐や下痢が続く場合にはかかりつけのお医者さんに相談下さい。 ふたばこどもクリニック とねがわ
2010年6月10日木曜日
おじゃましました
2010年5月23日日曜日
急患センター
気合いを入れて診療に臨みましたが、救急車搬入や処置が必要な患者さんが
結局、小児科(準夜)は80名程度の受診があったようです。
2010年5月20日木曜日
かすやキッズネット2010年6月号
【うんちの色】うんちの色は、体の中で作られる胆汁色素・腸の中の正常なばい菌の影響・食べ物の種類によって変化します。緑色のうんち、点状・糸状の血液が少量混じったうんち、ゼリー状の粘液が混じったうんち・・・などは赤ちゃんの機嫌がよく元気であれば問題ないことがほとんどです。ただ発熱・嘔吐・下痢・不機嫌がつづく・・・などの症状があれば医師に相談されて下さい。【便秘】生後1ヶ月過ぎより赤ちゃんの排便回数が減ってくることを経験しますが、これは便秘ではなく正常な経過です。便秘の定義は難しいのですが、一般的には「3日以上の排便間隔」+「固いうんち」と考えてよいでしょう。単に排便間回数が少ないだけのものを、便秘とは言いません。3日に1度程度の排便ペースであっても、『らくに』『やわらかい』うんちを出せていればあまり心配はありません。ただそれ以上の排便間隔になってくると腸の中でうんちの水分が吸収されてうんちがだんだん固くなり、排便困難になってくる可能性があります。また毎日排便があっても、コロコロの固い「ウサギのうんち」が続いていれば、やはり排便困難になってくる可能性があります。このような場合には便の性状や症状(排便時のいきみ・不機嫌)に気を配っていただき、症状があれば医師に相談されてみてください。*下痢については別の機会に。。。 ふたばこどもクリニック とねがわ
2010年5月17日月曜日
第6回かすやバラ祭り
昨日5/16は第6回かすやバラ祭り@駕与丁公園がありました。
晴天のなか町内外の多数の踊り子さんが参加され大盛況でした!!
よさこいかすや祭り10周年記念曲『感謝』や 新しい旗のお披露目もありました。
演舞後に町外の方より「粕屋町は元気ですね」と声をかけていただき、
なぜか嬉しかったです。。。
10月9日・10日の本祭にむけて、更なる元気をいろんな人と共有していきたいと感じました。
2010年4月25日日曜日
かすや祭り新曲振り落とし
今年はかすや祭り10周年をむかえます。大成功にむけて頑張ろう!!
2010年4月22日木曜日
日常の小児外科疾患
2010年4月21日水曜日
BCG接種
急患センター
2010年4月19日月曜日
かすやキッズネット2010年5月号
2010年4月17日土曜日
2010年4月5日月曜日
BCG接種について
2010年4月2日金曜日
診療時間を変更します
1.診療開始時刻を、9:00〜 から 8:40〜 。
2.木曜日の診療終了時刻を、〜13:00まで から 〜12:00まで。
* 土曜日は従来通り、 〜13:00まで。
診療開始が20分間早くなりました (^_^)
2010年3月19日金曜日
日本脳炎ワクチンについて
僕自身は以下のように考えています。確かに日本では日本脳炎の発症は非常に少ない(発症は毎年数名程度で、感染しても1000人に1人程度の発症)。ただ日本との環境の違いがあるとはいえ、現在も世界的にはワクチン接種率の低い東南アジアを中心に年間3〜5万人の発症があり、いったん発症すると死亡率が約20%、神経学的後遺症を50%に残すと言われている。西日本では豚への日本脳炎ウイルスの感染は高率にあっている。安全性に関しては他のワクチンと比較しても問題はなさそうである。今後日本脳炎ウイルスの毒性の変化の可能性もある?・・・ 以上を考えると日本脳炎ワクチンは接種しておいてもいいのではないかと考えます。
かすやキッズネット2010年4月号
2010年3月3日水曜日
第5回こども健康教室のご案内
かすやキッズネット2010年3月号
今月は『BCGワクチン』です。
かすやキッズネット2010年2月号
今月は『子宮頸がん予防ワクチン』です。
昨年12月より子宮頸がん予防ワクチンが発売され接種が始まりました。【子宮頸がん】子宮頸がんは乳がんに次いで発症率の高い女性のがんで、日本では年間約15000人が罹患し、約3500人の方々がなくなっており、また20〜30歳代の若い女性に増加しています。【原因】ヒトパピローマウイルス(HPV)、その中の発癌性HPVの感染が主な原因と考えられています。ただ発癌性HPV自体は珍しいウイルスではなく多くの成人女性に感染歴があると言われています。感染してもほとんどの人では一過性の感染で終わるのですが、1000人に1〜2人の割合で持続感染が起こり、10数年後に子宮頚部の細胞を癌化すると言われています。【ワクチン】このワクチンは既に100ヵ国以上で承認されており、日本でもこのワクチンの接種によって7〜8割の子宮頸がんの発症が防げるとされています。10歳以上の女性から接種可能であり、特にHPVに感染する前の10代前半に接種することががすすめられています。接種回数は3回で、6ヶ月の間に行います。ただし任意接種のため実費負担となり、3回の合計接種費用は4〜5万円程度になると考えられます。関心のある方はかかりつけの医師にご相談されたらいかがでしょうか。(ワクチン接種によってすべての子宮頸がんの発症が防げるわけではないので20歳を過ぎたら定期的な検診が必要と考えます) ふたばこどもクリニック とねがわ
かすやキッズネット2010年1月号
今月は『おねしょ』です。
「おねしょ=夜尿」に対して『自然に治るので大丈夫。でも病院を受診した方がいいのかな・・・』と考えている親御さんもいるかもしれません。夜尿は5歳でも5人に一人認めるといわれており、成長とともに自然に少なくなるため幼児期の夜尿はあまり問題がないと考えてよいでしょう。ただ小学校入学後も週の半分以上に夜尿を認める場合には治るのに数年以上かかることもあるため、小学校入学後も夜尿が続いている場合を「夜尿症」として「夜尿=おねしょ」と区別しています。この「夜尿症」の治療の柱としては、生活指導・薬物療法・行動療法(夜尿アラームなど)があります。生活指導では就寝前の水分摂取制限・排尿習慣や夜間の冷え対策などがあります。夜中に子どもを起こすことについては日本では否定的な意見が強く、また紙おむつ使用の是非についても様々な意見があるようですが、まだ一定の見解はないと考えます。薬物療法については省略しますが、行動療法では夜尿アラームの有効性が報告されています。ただアラームが鳴った時の家族への影響や金銭的負担(機種にもよるが本体1万+α程度)が検討事項となります。他には毎日尿量を計測し、夜尿症のタイプによって治療法を検討していく方法もあるようです。最後になりましたが一年間の連載に感謝しております。今後も細々と続ける予定ですが、テーマのご要望があれば担当までご連絡下さい。ふたばこどもクリニック:とねがわ
かすやキッズネット2009年12月号
今月は『小児用肺炎球菌ワクチン』です。
日本でもHibワクチン(*4月号参照)に続き望まれていた、小児用肺炎球菌ワクチン(商品名プレベナー)が来春に発売される予定です。なお現行の成人向け(2歳以上)肺炎球菌ワクチンは、乳幼児には効果はないとされています。【肺炎球菌とは?】こどもでは乳幼児の髄膜炎・中耳炎・肺炎の原因となります。【肺炎球菌髄膜炎とは?】肺炎球菌の感染ですぐに重症感染症を起こすことは少ないのですが、脳や脊髄を包む髄膜に感染してしまうと髄膜炎として重症な病気となってしまいます。初期症状では風邪との区別がつかず、最終的には腰椎内に針を刺す特殊な検査をしないと診断がつきません。治療にもかかわらず亡くなる方は約10%、後遺症率は約30%と非常に厳しい病気です。細菌性髄膜炎の原因の約60%はHibで、約20%がこの肺炎球菌が原因といわれており、Hib髄膜炎にくらべて発症は少ないですが、死亡率・後遺症率がやや高いようです。【ワクチンは?】『予防が最大の決め手』として世界100ヵ国近くで認可されており、米国では乳幼児の重症肺炎球菌感染症が8割以上激減するなどその効果も確認されています。日本では、生後2ヶ月以降からの接種となると考えられ、接種年齢(月齢)によって接種回数が異なると考えられます。ただ任意接種であるため接種回数に応じた実費負担となります。これから来春にかけて詳細が明らかになってくるでしょう。ふたばこどもクリニック:とねがわ
かすやキッズネット2009年11月号
今月は『新型インフルエンザワクチン』です。
かすやキッズネット2009年10月号
今月は『新型インフルエンザ』です。
かすやキッズネット2009年9月号
今月は『学童の肥満』です。
かすやキッズネット2009年8月号
今月は『本の紹介』です。
突然ですが、皆さんは今春に発刊された『子育てハッピーアドバイス小児科の巻』をご存知でしょうか?僕も遅ればせながら最近読んだのですが、おもしろくてためになる本なので皆さんに紹介したいと思います。 僕は少なくとも治療に関してはシンプルにありたいと思っています。たとえば2月号で「発熱」について書きましたが、ほとんどの発熱はウイルスによる気道感染症(かぜ)であり、特別な治療を行わなくても2〜3日で解熱するものがほとんどです。ただ時に重篤な病気がかくれていることもあるので、年齢・病日・随伴症状がポイントと考え、経過の中で判断していくことが大事であると考えています。したがって発熱してまだ1日以内であれば、問診・診察の上よく考えて、抗生剤は出さずに対症療法の薬だけで様子をみることがほとんどです。念のため採血をしてもほとんどのお子さんは炎症データは悪くなく、数日の経過で軽快していくことがほとんどです。 この本は、正しい知識を伝えて、親御さんに安心と自信を持ってもらうことを目的に書いてあります。ざっとページをめくってもキーワードがたくさんあります。〜発熱はワルモノじゃない、発熱してすぐに受診しても早く治るわけではない、解熱剤で病気は治りません、風邪薬は風邪そのものを治す薬ではありません、風邪そのものに効く薬はありません、よくある病気の大部分はこどもが自分の力で治している、小児科は重い病気のサインがないかチェックするところ、医師の「わかる」とママたちの「わかる」は少し違う・・・などなどです。一読をおすすめします。 ふたばこどもクリニック院長:とねがわやすひこ
かすやキッズネット2009年7月号
『日本脳炎』について。
【日本脳炎ウイルス】日本脳炎ウイルスは豚に感染・増殖し、免疫のない母豚では流産をおこします。その豚の血を吸った蚊は死ぬまで(1ヶ月程度)ウイルスを体内にもっており、人間の血を吸う時にウイルスを感染させます。豚への感染が高率であること、蚊の移動距離(10〜30km?程度)や生息時期(春〜秋)、人から人への感染がないことを考えると、地域性や季節性を考慮すべきと考えます。【日本脳炎】東南アジアを中心に年間3〜4万人の発症があります。日本では1960年代までは毎年1000人以上の発症がありましたが、その後は激減し現在は年間10人以下の発症です。この効果はワクチンによるものが大きいと考えます。人間では感染してもほとんどの人は発症せず、感染しても1000人に数人程度(1%以下)の発症のようですが、発症した場合は20%程度の死亡率や後遺症が問題となります。【ワクチン】因果関係不明な重篤な脳脊髄炎の報告があったため、2005年から積極的勧奨は差し控えのままになっています。6月に新しい日本脳炎ワクチンが発売されましたがこの状況は変わっていません。ただお子さんの年齢・接種状況によっては定期接種としての扱いも可能となります。夏を控えた今の時期、接種の是非も含めてかかりつけの先生と相談されてはいかがでしょうか?(新ワクチンも、接種もれ者の扱い・旧ワクチン接種者の今後の接種・ワクチンの不足などの問題もありますので今後の厚労省の対応に注目しましょう)
かすやキッズネット2009年6月号
『川崎病』について。
【川崎病】川崎病は耳にする機会も少なくないと思います。約40年前に日赤医療センターの川崎先生によって報告され、川崎病と命名されました。現在も原因は特定できていませんが、小血管に炎症が起こっていることがわかっています。3歳未満の乳幼児に多く、全国では年間約8千〜1万人程度、福岡県では年間約300人程度の報告があり、こどもの病気としてはまれなものではありません。基本的には予後良好な病気ですが、まれに心臓の冠動脈に後遺症を残すことがあるため、ちょっと注意が必要な病気です。
【診断】①(5日間以上の)発熱 ②発疹 ③目の充血 ④唇の紅潮 ⑤手足の指などの紅潮・腫脹 ⑥首のリンパ節の腫脹 以上の6項目のうち5つ以上を認めれば診断できますが、不全型もあるため慎重な判断が必要な時もあります。またBCG痕の発赤も参考となります。乳幼児で2〜3日続く発熱に発疹をともなってくれば、川崎病も念頭におきながら診療することが一般的と考えます。
【治療】川崎病と診断されれば、原則入院の上、免疫グロブリンの点滴(1〜2日間)、抗炎症薬の内服(退院後も含め1〜2ヶ月間)を行います。10日間程度で退院できることが多く、退院後は定期検診を数年間行いますが、運動制限などはせずに普通の生活が送れることがほとんどです。*ちなみに当クリニックでも定期検診は行っています。
かすやキッズネット2009年5月号
『赤ちゃん』のアトピー性皮膚炎について。
【アトピー性皮膚炎】アトピー性皮膚炎という言葉は耳にする機会も多いと思いますが、まだまだ不明な点も多いようです。ただ以前のようにアレルギーとの関係はあまりクローズアップされておらず、皮膚の一番上の薄い角質層(乳児では0.1mm以下)の働きが弱いことによる様々な皮膚の症状と考えられています。当然ながら赤ちゃんの皮膚はまだ弱く、アトピー性皮膚炎を発症することは十分にありえます。ちなみに4ヶ月の赤ちゃんの1割以上にアトピー性皮膚炎を認め、その多くは数年のうちに治っていきます。
【アトピー性皮膚炎と食物アレルギー】学会ガイドラインによるアトピー性皮膚炎の診断基準は「①痒みをともなう湿疹②乳児では顔>体 に多い③慢性の経過」であり、食物アレルギーに関しては必須項目としては問うていません。たしかに「食物アレルギーの関与するアトピー性皮膚炎」はあるのですが、全てのアトピー性皮膚炎に食物アレルギーが関与しているわけではありません。(この辺は専門家の中でも少し議論はありますが・・・)一般に赤ちゃんのアトピー性皮膚炎は皮膚の未熟性に起因することが多く、「アトピー性皮膚炎=食物アレルギー」とすぐに結びつけなくてもよいと考えます。明らかな誘因がある場合は別として、まずはスキンケアと塗り薬で治療し、それでも改善しなければ原因食物を考える・・・という順序でよいと僕は考えます。
【アトピー性皮膚炎の治療】①スキンケア:きれいに、そしてしっとり〜清潔・保湿・刺激をさける。②塗り薬:乳児ではステロイドの塗り薬が中心になると考えます。十分な量を塗り、その後症状にあわせて塗る間隔をあけていきます。