2012年10月19日金曜日

キッズネット11月号


今月(43号)は『4種混合ワクチン』です。
 111日より4種混合ワクチンが定期接種として開始される予定です。このワクチンは従来の3種混合ワクチン(百日咳・ジフテリア・破傷風)に、不活化ポリオワクチンを加えたワクチンです。現在は3種混合ワクチンとポリオワクチンを別々に注射しているのですが、本ワクチンでは最初から混合してあるため別々に注射せず、1本の注射ですみます。また接種年齢・接種回数・接種間隔は基本的に現行の3種混合ワクチンと同じです。ただし接種対象者に関しては若干の注意が必要です。4種混合ワクチンが開始される時点(111日予定)で3種混合ワクチンおよびポリオワクチンがともに未接種の場合が原則として接種対象となります。 4種混合ワクチンが開始される時点(111日予定)で、以下のケースに該当する場合(生ポリオワクチンを1回以上接種・単独の不活化ポリオワクチンを1回以上接種・3種混合ワクチンを1回以上接種)は、原則として残りの回数を3種混合ワクチン、単独の不活化ワクチンで接種していくこととなります。
3種混合ワクチンと4種混合ワクチンの併用については、厚生労働省のQ&Aでは可能ではあるようですが、原則として上記のルールが推奨されています。詳細については医療機関・町役場にお問い合わせください。

2012年10月8日月曜日

第12回YOSAKOIかすや祭り


10月6・7日は第12回YOSAKOIかすや祭りでした。

今年は『興す!』がテーマでした。

毎年このお祭りに参加させてもらって、いつも元気をもらっています。

ありがとうございます!!


10月6日の一番隊の演舞です。





2012年10月1日月曜日

キッズネット10月号


今月(第42号)は『食物経口負荷試験』です。
食物アレルギーの症状・経過には個人差があり、同じ人でも条件によって違うことがあるため、患者さんの症状・経過をみながら、日々のスキンケア・食事・生活を考えていきます。そして適切な時期に食物経口負荷試験を行い、診断や除去食の解除を検討していきます。実際に食物負荷試験をやってみると血液検査による特異的IgE値が少々高くても症状が出ない人があれば、逆に低くても症状が出る人もいます。また同じ食物であっても食べる量・スピード・体調によって症状が異なる人もいます。ただ全体的に年齢が高くなってくると特異的IgE値や皮膚テストの結果に関わらず食物制限が少しずつ解除できるお子さんが増えてくるようです。(もちろんそうでないケースもありますが)乳幼児の食物アレルギーの多くは加齢とともに症状を認めなくなるものですが、そこに多少なりとも道しるべを患者さんに示したいと考えながら診療を行っています。*当クリニックでは食物経口負荷試験はアナフィラキシーなどの重篤な反応を引き起こす可能性もあるので、適応は慎重に考えながら行っています。