2016年5月26日木曜日

春期集団検診終了!


4月から続いた、保育園・幼稚園・小学校の
春の集団内科検診が、昨日で終わりました。

休診前の一仕事が終わり、
「ほっ」としたのと、「さあこれから!」という心境です。

検診は、集団の中でこその普段の子ども達の生活が垣間見えてくるので、
僕自身楽しみにしています。

今週末は、小学校は運動会だと思います。
天気が崩れないことを願います (^^)




2016年5月20日金曜日

キッズネット6月号

今月(第86号)は『乳児の繰り返す嘔吐』です。

今回も?私見を交えて書かせていただきます。「赤ちゃんがよく嘔吐します。大丈夫でしょうか?」という質問を親御さんから受けます。僕は、まず大まかな重症度(緊急度)を評価するために、
吐物の内容 ②嘔吐前後での機嫌の良し悪し悪し ③赤ちゃんの月齢 を参考にします。

吐物の内容とは「母乳・ミルクを吐くのか? 黄褐色〜緑色の液体(いわゆる胆汁様吐物)を吐いているのか?」です。もし後者の胆汁様吐物の場合は緊急性が高い可能性があるため、慎重かつ迅速な対応が必要と考えます。

嘔吐前後での機嫌の善し悪しとは、嘔吐の前後で普段と変わりなく機嫌が良好な場合は、緊急性が低い生理的嘔吐・溢乳の可能性を考え、生後3ヶ月位で改善する見通しをたてて経過観察します。
もし嘔吐前後で機嫌の悪さがある場合は、③赤ちゃんの月齢を確認します。
生後2、3ヶ月までであれば胃軸捻転の可能性を想定し経過観察します。それ以降の月齢であれば、ウイルス性胃腸炎の可能性や、頻度は少ないですが緊急性の高い腸重積の可能性も検討していきます。

また嘔吐症状に「生後2週位から・哺乳の度に頻回に・多量の噴水状の嘔吐」という病歴のある生後1〜2ヶ月の赤ちゃんでは肥厚性幽門狭窄症の可能性も考えていきます。

各疾患の内容については割愛しますが、「吐物の内容が母乳・ミルクであり、嘔吐の前後で普段と変わりなく機嫌が良好」な場合は緊急性は低いと考え、経過観察しながら判断する方針で良いと考えます。


2016年5月3日火曜日

お知らせ

ホームページでお知らせしましたように、
5月30日(月曜日)から、2ヶ月間の予定で、
当クリニックを休診する予定となりました。

突然のことで、患者さんには御迷惑をおかけすることとなり、
大変心苦しく思っています。申し訳ありません m(_ _)m

この1年間、一般診療は午前中だけでしたが、

この際体調を整え、一般診療を夕方まで延長できるようにしよう!

と 決断しました。

8月から診療を再開する予定です。
再開時には本ブログ・ホームページでお知らせいたします。

(5月28日までは診療を行っています)




(先日、英彦山に登り、熟慮してきました・・・)

ホームページの診療理念を貫徹すべく、
START OVER AGAIN