2013年1月24日木曜日

福岡県3週(1月14日〜1月20日)の感染症発生動向




*福岡県医師会のHPよりアクセスできます。

☆インフルエンザ定点報告数が増加してきています。
同数が30以上あり、警報レベルに入りました。

☆感染性胃腸炎の報告が続いています。

☆1月ですが手足口病の集団発生の報告があるです。
当クリニックの受診状況でも同様の印象があります。

キッズネット2月号


今月(第46号)は『乳幼児の鉄欠乏性貧血』です。
 【はじめに】生後810ヶ月の赤ちゃんの約1020%に鉄欠乏を認めるという報告があります。鉄欠乏状態が続くと貧血になりますが徐々に進行するため、「顔色が少し悪いようだが元気はあるから」とそのままに過ごされているケースも多いようです。【鉄とは】鉄は赤血球の主要な材料であり、また発達・感染防御にも役割を果たしている大事な栄養源です。しかし自分で産生できないので食事で摂取しなければなりません。赤ちゃんの食事は母乳やミルクですが、鉄の含有率や吸収率を考えると十分な量ではないようです。また乳児期後半には離乳食が始まりますが、十分な鉄を摂取できるようになるまでには時間がかかります。したがって多くの赤ちゃんは胎児期にお母さんから受けとった鉄分を体のなかに蓄え、それを出生後に使いながら「鉄のやりくり」をしているのです。【鉄欠乏性貧血】もともとの鉄の蓄えが少ない場合や体が大きくなって鉄の需要が増えてくると、生後6ヶ月頃より鉄欠乏状態になってくる場合があり、さらに進むと鉄欠乏性貧血になります。【治療】鉄不足の程度によっては鉄剤を補完食として数ヶ月間与えるのが良いと考えます。

2013年1月21日月曜日

福岡県2週(平成25年1月7日〜1月13日)の感染症発生動向




*福岡県医師会のHPよりアクセスできます。

☆インフルエンザ定点報告数が増加してきています。
同数が10以上あり、注意報レベルに入っています。


2013年1月15日火曜日

福岡県第1週(平成24年12月31日〜平成25年1月6日)の感染症発生動向




*福岡県医師会のHPよりアクセスできます。

☆インフルエンザ定点報告数が増加してきています。
当クリニックでも先週からインフルA型陽性者が
増加してきており、周辺の保育施設でも感染者が
多いように聞いています。

☆感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は年明けから徐々に減少傾向
の印象です。ただ低血糖・低ナトリウム血症・脱水の
ために点滴を必要とする患者さんもまだいらっしゃいます。