今月(94号)は『おたふくかぜに注意!!』です。
日本ではおたふくかぜの流行が4〜5年毎にみられますが、
県のサーベイランスをみると2017年第1週(1/2〜8)時点で、
福岡県内では粕屋地区の発症状況が注意報レベルにあることが
県医師会のHPで確認できます。
県のサーベイランスをみると2017年第1週(1/2〜8)時点で、
福岡県内では粕屋地区の発症状況が注意報レベルにあることが
県医師会のHPで確認できます。
おたふくかぜは一般的には予後良好な病気ですが、
注意が必要な病気でもあります。
注意が必要な病気でもあります。
合併症として髄膜炎・精巣炎・難聴などがありますが、
特に難聴は強い聴力障害を認め、治療法もありません。
また子どもだけでなく大人にも発症します。
おたふくかぜによる難聴の発症率は1000〜2000人に一人と
言われていますが、おたふくかぜがその地域で流行すると
100人〜数百人に1人の発症率に上昇するとの報告もあります。
昨年は診療時間が短かった僕のクリニックでも、1年間で数十人の
おたふくかぜの方の受診がありました。
特に難聴は強い聴力障害を認め、治療法もありません。
また子どもだけでなく大人にも発症します。
おたふくかぜによる難聴の発症率は1000〜2000人に一人と
言われていますが、おたふくかぜがその地域で流行すると
100人〜数百人に1人の発症率に上昇するとの報告もあります。
昨年は診療時間が短かった僕のクリニックでも、1年間で数十人の
おたふくかぜの方の受診がありました。
おたふくかぜの感染力は決して低くはなく、ワクチンの接種率が
30〜40%といわれる現状では、流行しだすと多くの方におたふくかぜに
かかる可能性があり、合併症の可能性も増えてきます。
30〜40%といわれる現状では、流行しだすと多くの方におたふくかぜに
かかる可能性があり、合併症の可能性も増えてきます。
おたふくかぜには治療薬はないため、予防としてのワクチン接種が
重要になります。僕はおたふくワクチンの接種をお勧めします。
★世界的にはワクチン接種の徹底によっておたふくかぜはほぼ制圧重要になります。僕はおたふくワクチンの接種をお勧めします。
されてきています。日本の常識と世界の常識は異なるようです。