今月(第47号)は『感染症の出席停止期間』です。
2月上旬の現在もインフルエンザの流行は強く、町内でも学級閉鎖があって
いるようです。そこで主な感染症の出席停止期間をまとめてみました。
【インフルエンザ】発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を
経過するまで。(幼児は解熱した後3日を経過するまで)
【水痘】すべての発疹が痂皮化(かさぶたができる)するまで。
【おたふくかぜ】耳下腺等の腫脹が出現した後5日を経過し、
全身状態が良好になるまで。
【ウイルス性胃腸炎】嘔吐・下痢等の症状が改善し、普段の食事がとれるまで。
【溶連菌感染症】抗菌薬内服後24〜48時間経過し、全身状態が良好になるまで。
【手足口病】発熱なく、全身状態が良好であれば登園・登校可能。
【伝染性紅斑】発疹がでている時期は感染性はなく、全身状態が良好であれば登園・登校可能。
【マイコプラズマ肺炎】発熱や激しい咳が治まるまで。
*学校伝染病第3種・その他の感染症については「感染のおそれがない」までとなっていますが、厳密にその判断を行うのは困難であり、①患児の治療のための休養期間②集団生活において他の児に感染させる可能性が低くなるまでの期間という考えをベースに、病気の感染力・病気自体の重症度を加味して現実的な対応がなされていると考えます。