今月(第169号)は『HPVワクチン (9価):その1』です。
HPVワクチンとは子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス
(HPV)の感染を防ぎ、子宮頸がんの発症を防ぐワクチンです。
従来の2価・4価のHPVワクチンに加え、9価HPVワクチン
(9種類のHPVに対するワクチン) が4月から定期接種として
スタートしました。本ワクチンによって子宮頸がんの原因となる
HPV感染の80〜90%を防ぐといわれています。
【対象者】
・定期接種対象者:12歳になる年度の初日〜
16歳になる年度の末日に属する女子
・キャッチアップ接種対象者:H9年(1997年)4月2日生まれ
〜H20年(2008年)4月1日生まれの女性でHPVワクチン
を合計3回接種していない方は残りの回数をR7年
(2025年)3月末までは定期接種として接種できます。
【接種スケジュールの考え方】
1.これまでHPVワクチンを1 or 2回接種したことがある方
➡ 合計3回となるように残りの回数を接種できます。
2価・4価ではなく9価HPVワクチンでの接種も可能です。
(次号に続く)
(注)不明な点は粕屋町に問い合わせ下さい
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