2014年1月29日水曜日

インフルエンザ流行(1)




インフルエンザが流行してきています。
福岡県では第3週(1/13〜19)に定点当たりの患者報告数が16.31人と
注意報開始基準の10.0人を超えました。


当クリニックでも先週より、インフルエンザの患者さんが急激に増えてきています。
学級閉鎖の幼稚園・小学校も出てきています。
手洗い・うがいの励行や、咳エチケットとしてのマスク着用を行いましょう!




2014年1月20日月曜日

キッズネット2月号


今月(第58号)は『風疹』です。
昨年の全国の風疹患者報告数は、最も患者数の多かった一昨年の5倍の約14,000人でした。また先天性風疹症候群の赤ちゃんの報告数も昨年は約30人と一昨年の7倍以上でした。成人の風疹予防接種助成事業が昨年夏より各自治体で行われており、粕屋町でも風疹抗体が不十分な成人を対象に接種費用の助成事業が行われています。本事業は本年3月末までとなっているため、希望される方は接種を早目に検討しましょう。(詳細は粕屋町HPや医療機関にお尋ね下さい)
【先天性風疹症候群】先天性風疹症候群とは、風疹ウイルスに対する免疫を持たない妊婦が妊娠初期に風疹ウイルスに感染した場合、ウイルスが胎児へ感染してしまい、赤ちゃんに白内障・難聴・心臓病などの合併症を高率に合併するものです。風疹ウイルスの治療薬はないため、感染予防のためのワクチン接種が非常に重要になります。
【ワクチン】日本では昭和52年から女子中学生に風疹ワクチンの定期接種が開始されましたが、その後MMRワクチンによる副反応が問題となり、ワクチン接種率が低下しました。そのため現在の風疹患者の多くは成人であり、男性は20〜40歳台、女性では20歳台に多い傾向を認めます。*成人の風疹予防接種助成事業は本年3月末までです!なお現在も風疹ワクチンは不足しており、接種される場合は事前に医療機関に確認下さい。

2014年1月3日金曜日

明けましておめでとうございます


新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します m(__)m
(本ブログの更新も昨年よりはマメに行いたいと思っています)

元日の朝に、志免町のボタ山に登り、初日の出参りを行いました。
皆様にとって、本年も佳き年でありますように祈念致します。

 

 

2013年11月19日火曜日

キッズネット12月号


今月(第56号)は『ノロウイルス』です。
初冬よりウイルス性胃腸炎、特にノロウイルスによる胃腸炎が流行します。このウイルスは環境耐性があり、また感染力が強いため、ウイルス汚染物(便・吐物)との接触で胃腸炎の集団発生がおこります。ウイルスはヒトの小腸内で急速に増殖し、1248時間の短い潜伏期間で発症します。症状は嘔吐・下痢・発熱・体のだるさ等であり、特に小児では成人に比較して嘔吐が強い傾向です。治療法としては有効な抗ウイルス薬はないために、腸の安静と対症療法で様子をみていきます。実際には吐き気の強い最初の数時間は、水分も含めた経口摂取を制限し、その後少量ずつ・ゆっくりと経口摂取を開始していきます。吐き気が強い時は、吐き気止めの薬を使うこともありますが、殆どは半日位をピークにして2〜3日間で軽快していきます。嘔吐が出現してすぐに病院を受診される方もいますが、嘔吐しだしても数時間以内であれば、まずは上記の方法で様子をみられてはいかがでしょうか。親御さんより「脱水が心配」という声をいただきますが、経口摂取の低下が数時間ある程度ではすぐには脱水にはなりません。ただ、嘔吐が繰り返し続く・元気がない・ぼーっとしている・・・ということが半日以上続くようであれば早目に病院を受診して下さい。

2013年10月22日火曜日

キッズネット11月号


今月(第55号)は『インフルエンザワクチン』です。

秋になるとインフルエンザワクチンの接種が始まります。インフルエンザの流行期に入ると「ワクチンを接種したのに、インフルエンザに罹ってしまった」という声を毎年聞きます。そこでインフルエンザワクチンのポイントについてお話しします。

・インフルエンザは毎年冬に世界各地で流行が繰り返される。
・ワクチンよりも強力な免疫獲得があるはずの自然感染であってさえも、必ずしも翌年の感染を防げるわけではない。
・インフルエンザは多くの人は特別な治療を行わない場合でも1週間程度で治癒する。
・日本のインフルエンザによる死亡率は世界でも極めて低い。
・数は少ないものの重い合併症である脳炎・脳症は、乳幼児に多い。
・死亡例は高齢者に多く、その多くは肺炎の合併によるものが多い。
・現行のワクチンでは感染・流行を十分に阻止することは困難と考えられる(効果がないとは言っていません)
・ワクチンの効果は高齢者に高く、乳幼児では成人よりも低い傾向がある。

*以上のようにインフルエンザワクチンは他のワクチンに比してその効果がやや曖昧な印象はあります。ワクチンを過信するのではなく、インフルエンザの流行期には人混みは避け、手洗い・換気・マスクの活用などの自己防衛が大切であると考えます。また高齢者や乳幼児に対しては本人への接種に加えて、その周囲の人々へのワクチン接種も考慮されたらよいかと考えます。

2013年10月16日水曜日

第13回YOSAKOIかすや祭り

先週末は第13回YOSAKOIかすや祭りでした。
今年もどっぷりと楽しませていただきました。
今年のテーマ『縁』ということで、僕もたくさんの方々と
心躍る思いを共有させていただくことができました。
祭りを創り上げていく過程から、祭り当日、そして祭り翌日の清掃活動まで含め、
本当に素晴らしいお祭りだと思います。



筑前かすや一番隊!


総踊り!圧巻でした!!






我が家の盲導犬候補犬のイエティも活躍しました!


かすや祭り実行委員会の方々をはじめ、関係者の方々、
本当に素晴らしいお祭りをありがとうございました。


2013年9月20日金曜日

キッズネット10月号


今月(第54号)は『13価小児肺炎球菌ワクチン』です。
肺炎球菌には90以上の種類があります。現在日本で使用されている小児肺炎球菌ワクチンは、重篤な症状を起こしやすい7種類の肺炎球菌に対応した7価のワクチン(PCV7)です。日本での小児の肺炎球菌による髄膜炎は、20082010年は10万人(5歳未満)あたり約2.8人が罹患していましたが、PCV7が普及した2012年には約0.8人と、約73%の減少を認めました。しかし最近の報告では、PCV7でも対応できない肺炎球菌による重症感染症が増えてきています。そこで従来の7種類に加えて、新たに6種類の肺炎球菌にも対応できる13価(7+6)のワクチン(PCV13)が、今秋11月頃に日本でも定期接種として導入される予定です。そして導入された後は定期接種としての肺炎球菌ワクチンは「PCV7」ではなく、『PCV13』のみになるようです。両ワクチンの接種スケジュールはほぼ同じであるため、従来のPCV7を接種しているお子さんは、残りの接種回数を、スケジュール通りPCV13で接種して下さい。ただしPCV13の初回接種が生後7か月〜12か月であった場合、初回接種接種完了月齢は『13ヶ月未満』に変更されるようです。
なお本情報は9月上旬のものであり、詳細はお近くの医師もしくは厚生労働省のHPを参照下さい。