今月(第34号)は『インフルエンザワクチン』です。
10月より医療機関でインフルエンザワクチン接種が始まります。そこでポイントを述べます。
【接種量の増加】13歳未満では1回の接種量が約2倍に増えました。従来は1歳未満は0.1mL、1歳以上6歳未満では0.2mL、6歳以上13歳未満では0.3mLでしたが、今秋より6ヶ月以上3歳未満では0.25mL、3歳以上では0.5mLとなりました。なお接種回数には変更はなく、従来通り13歳未満では2回接種、13歳以上では1回接種(2回接種も可能)です。今回よりWHO推奨接種量に増量されたことにより、ワクチンの効果向上が期待されています。【接種年齢】6ヶ月未満のお子さんには接種できなくなりました。【ワクチンの効果】厚労省のQ&Aでは「ワクチンが感染を抑える働きは保証されていない」が、「発症を抑える効果は一定程度認められている」とあります。また過去の学会の見解として「1歳未満については有効性の確証は認められなかった。1歳以上6歳未満については発熱を指標とした・・・接種の意義は認められた」とあります。効果は年齢・個人によっても異なるため、リスクの高い方はワクチン接種以外の自己防衛も必要と考えます。粕屋町社会福祉協議会 http://vc.town.kasuya.fukuoka.jp/pages/kosodate.html
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