2022年4月20日水曜日

かすやキッズネット5月号

 今月(第157号)は
『子宮頸がん予防ワクチン』です。
 
子宮頸がん予防ワクチン(以下HPVワクチン)20134月から
定期接種としてスタートしたのですが、接種後に多様な
症状を訴えるケースが報告され同年6月から積極的な
接種の推奨は中止されました。

その後HPVワクチンの安全性と効果が確認され、
本年4月から『積極的な推奨の再開』・『接種率が
低い世代への接種機会の提供としてのキャッチアップ接種
がスタートしました。

以下 ポイントを記します。

<効果>
子宮頸がん全体の原因の5070%を占めるウイルス
HPV16型・18型)に対する効果は90%以上ある.

<有害事象>
接種後の多様な身体症状が報告されているが,
予防接種「行為」そのものに対するストレス関連
反応が指摘されている. 
HPVワクチンとの因果関係は証明されていない

<対象>
小学校6年生〜高校1年生相当の女子

<キャッチアップ接種>
H9年度〜H17年度生まれの女子
(1997/4/22006/4/1生まれが対象
R44月〜R73月末までの3年間の予定.

ご不明な点は健康センターにご相談されて下さい。


*この記事は粕屋町社会福祉協議会が毎月発行

 している<かすやキッズネット>の

『まちのお医者さん』に連載中です 。


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