今月(第157号)は
『子宮頸がん予防ワクチン』です。
子宮頸がん予防ワクチン(以下HPVワクチン)は2013年4月から
子宮頸がん予防ワクチン(以下HPVワクチン)は2013年4月から
定期接種としてスタートしたのですが、接種後に多様な
症状を訴えるケースが報告され、同年6月から積極的な
接種の推奨は中止されました。
その後HPVワクチンの安全性と効果が確認され、
本年4月から『積極的な推奨の再開』・『接種率が
低い世代への接種機会の提供としてのキャッチアップ接種』
がスタートしました。
以下 ポイントを記します。
<効果>
子宮頸がん全体の原因の50〜70%を占めるウイルス
(HPV16型・18型)に対する効果は90%以上ある.
<有害事象>
接種後の多様な身体症状が報告されているが,
予防接種「行為」そのものに対するストレス関連
反応が指摘されている.
HPVワクチンとの因果関係は証明されていない.
<対象>
小学校6年生〜高校1年生相当の女子
<キャッチアップ接種>
H9年度〜H17年度生まれの女子
(1997/4/2〜2006/4/1生まれ) が対象.
(1997/4/2〜2006/4/1生まれ) が対象.
R4年4月〜R7年3月末までの3年間の予定.
ご不明な点は健康センターにご相談されて下さい。
*この記事は粕屋町社会福祉協議会が毎月発行
している<かすやキッズネット>の
『まちのお医者さん』に連載中です 。
0 件のコメント:
コメントを投稿