今月(第156号は)
『小児用新型コロナワクチン』です。
『小児用新型コロナワクチン』です。
現在(3月上旬) 新型コロナウイルス感染症(オミクロン株)の流行
のピークは過ぎた感はありますが、患者数の減少は
緩やかで引き続き十分な感染対策が必要です。
当クリニックでも3月上旬のコロナウイルス患者数・検査陽性率
は2月と同程度で、流行は遷延していると感じます。
さて3月より小児用(5〜11歳)新型コロナワクチンの接種が
スタートします。現時点(3月上旬)でのポイントを示します。
・現在の流行の主体は若年者. 特に10代以下の割合
が多く,保育施設や学校でのクラスターが続いている.
・現在はファイザー社製のみ.
・従来のワクチンに比べmRNA量は1/3.
・発症予防効果は十分にあるとされている.
*オミクロン株(BA.1, 2)への有効性を示すデータは
まだ十分に得られていないとも.
・副反応の出現頻度は12歳以上の接種者よりも低い.
・3週間間隔で2回接種.
僕は現在の流行状況と、感染した場合の社会的制約
を鑑みると接種するメリットはあると考えます。
不明な点はかかりつけ医に相談されてご検討下さい。
*この記事は粕屋町社会福祉協議会が毎月発行
している<かすやキッズネット>の
『まちのお医者さん』に連載中です 。
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