今月(第140号)は『『食物経口負荷試験』です。
私のクリニックでは食物アレルギー(FA)のお子さんを対象に
月に数人のペースで経口食物負荷試験(OFC)を行って
います。
私のクリニックでは食物アレルギー(FA)のお子さんを対象に
月に数人のペースで経口食物負荷試験(OFC)を行って
います。
ガイドラインでは原因食物の厳格な除去ではなく
「必要最小限の除去」を推奨しており、
「症状を誘発しない・食べられる範囲までは食べる」
を奨めています。従ってFAのお子さんには
「必要最小限の除去」を推奨しており、
「症状を誘発しない・食べられる範囲までは食べる」
を奨めています。従ってFAのお子さんには
「OFCを行い食べられる量を推測し、少しずつ摂取量
を増やしていく」という段階的解除を行っています。
以下に私のクリニックでのOFCの流れを簡単に記します。
① 即時型症状に関する問診
② OFCの適応ありと判断したらOFCの説明・同意、
OFCの予約
③ OFC当日はアレルゲン食物を少量ずつ摂取。
90〜120分程度経過観察し、
誘発症状がないことを確認して帰宅
④ 自宅で同食物を指定の量•回数•期間で摂取
⑤ 数週間後に増量した同食物でOFCを行う
・・・・・・・
① 即時型症状に関する問診
② OFCの適応ありと判断したらOFCの説明・同意、
OFCの予約
③ OFC当日はアレルゲン食物を少量ずつ摂取。
90〜120分程度経過観察し、
誘発症状がないことを確認して帰宅
④ 自宅で同食物を指定の量•回数•期間で摂取
⑤ 数週間後に増量した同食物でOFCを行う
・・・・・・・
以上を患者さんの状態に応じて数ヶ月間繰り返し、
段階的解除を目指します。
段階的解除を目指します。
お子さんによっては1年近くかかるケースも
ありますが、多くのFAのお子さんは完全解除・
完全解除に近い状態まで進むことができます。
もちろん重度のFAのお子さんの場合は慎重な対応
が必要ですし、専門医療機関との連携が必要となる
ケースもあります。
ありますが、多くのFAのお子さんは完全解除・
完全解除に近い状態まで進むことができます。
もちろん重度のFAのお子さんの場合は慎重な対応
が必要ですし、専門医療機関との連携が必要となる
ケースもあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿