今月(第133号)は『食物アレルギー』です。
日々の診療で問い合わせの多い食物アレルギーです。
以下にポイントを述べますのでご参考に下さい。
① 食物アレルギーの全体像はまだ十分には解明されていませんが
最近は免疫学的知見から 経口免疫寛容・腸内細菌などが
トピックのようです。
② 食物アレルギーは1人1人の発症様式・経過が異なるため
患者さん毎に個別に対応していきます。
③ 採血による特異的IgE検査は不確実な側面があります。
一部のコンポーネントアレルゲンの特異的IgEにのみ限定的な有用性
が確認されているのが現状です。
が確認されているのが現状です。
診断で最も重要なのは詳細な問診(摂取歴)です。
④ 原因食物の厳格な除去ではなく「必要最小限の除去」が推奨
されてています。「症状を誘発しない範囲内で食べる」
「食べられる範囲までは食べる」ことが推奨されています。
されてています。「症状を誘発しない範囲内で食べる」
「食べられる範囲までは食べる」ことが推奨されています。
⑤ 「食物負荷試験を繰り返しながら、少しずつ制限解除を進め
る」という段階的解除が主体となってきています。
る」という段階的解除が主体となってきています。
★ 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、福岡県でも緊急事態宣言が
発令されました。私どものクリニックでもクラスター対策を日々検討
しながら診療を行っています。
手洗い・うがい・マスク・3密の回避を意識し、
規則正しい生活を心がけましょう。
発令されました。私どものクリニックでもクラスター対策を日々検討
しながら診療を行っています。
手洗い・うがい・マスク・3密の回避を意識し、
規則正しい生活を心がけましょう。
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