今月(98号)は『口腔アレルギー症候群』です。
“口腔アレルギー症候群(OAS)”とは、果物や野菜を食べた後すみやかに、
口唇や口の中にかゆみ・イガイガ感・腫れを認めるものです。
最近は花粉症との関連が指摘され、OASは“花粉—食物アレルギー症候群”
との認識もあるようです。
診断は病歴の確認が一番重要ですが、その原因食材を使った皮膚への
プリックテストも有効といわれています。
血液検査による特異的IgE検査を希望する方もいらっしゃいますが、
現在は粗抗原に対するIgEしか測定できないため検査精度が低く、
僕はお勧めしません。
先行する花粉症の病歴があれば、その花粉に対する特異的IgE検査を行う
こともありますが、多くの花粉には共通するアレルゲンコンポーネントが
あるため、特異的な診断としては不十分と考えます。
どんな果物・野菜を食べるとOAS症状が出現するか?という質問もありますが、
これも同様の理由から難しいと考えます。 比較的わかっていることは、
ハンノキ花粉症の方はバラ科果物(多数ありますが・・・)で、
スギ花粉症の方はトマトでOAS症状が出る “可能性” があるようです。
治療法は特になく、対策は除去・少量の摂取・調理法の工夫(加熱加工処理等・・・)
等とされています。
http://vc.town.kasuya.fukuoka.jp/syakaifukushi/kidsnet.html
<お知らせ>
口唇や口の中にかゆみ・イガイガ感・腫れを認めるものです。
最近は花粉症との関連が指摘され、OASは“花粉—食物アレルギー症候群”
との認識もあるようです。
診断は病歴の確認が一番重要ですが、その原因食材を使った皮膚への
プリックテストも有効といわれています。
血液検査による特異的IgE検査を希望する方もいらっしゃいますが、
現在は粗抗原に対するIgEしか測定できないため検査精度が低く、
僕はお勧めしません。
先行する花粉症の病歴があれば、その花粉に対する特異的IgE検査を行う
こともありますが、多くの花粉には共通するアレルゲンコンポーネントが
あるため、特異的な診断としては不十分と考えます。
どんな果物・野菜を食べるとOAS症状が出現するか?という質問もありますが、
これも同様の理由から難しいと考えます。 比較的わかっていることは、
ハンノキ花粉症の方はバラ科果物(多数ありますが・・・)で、
スギ花粉症の方はトマトでOAS症状が出る “可能性” があるようです。
治療法は特になく、対策は除去・少量の摂取・調理法の工夫(加熱加工処理等・・・)
等とされています。
http://vc.town.kasuya.fukuoka.jp/syakaifukushi/kidsnet.html
<お知らせ>
本コーナー連載100回を記念して、
映画『いただきます〜みそをつくる こどもたち』の鑑賞会を企画しています。
ご興味のある方はお気軽に参加下さい。
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