2011年4月29日金曜日

福岡県第16週(H23年4月18日〜4月24日)の感染症発生動向



*福岡県医師会のHPよりアクセスできます。
https://www.fukuoka.med.or.jp/

☆インフルエンザ報告数は減少してきています。
定点当たりの報告数が10以下のため、流行はそろそろ終息と考えていいのではないでしょうか。

ただ糟屋郡では幼稚園・小学校の学級閉鎖があっており、局地的な流行は続いているようです。



☆感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)はまだ続いているようです。外来でもその印象は強いです。



☆溶連菌感染症が多いのと手足口病も増加してきているようです。
当クリニックでも今週から手足口病の患者さんが増えてきた印象です。

2011年4月21日木曜日

福岡県第15週(H23年4月11日〜4月17日)の感染症発生動向


*福岡県医師会のHPよりアクセスできます。
 https://www.fukuoka.med.or.jp/

・インフルエンザ報告数は4週連続で減少してきています。
定点当たりの報告数が10.8のため、流行終息に近づいてきているようです。
ただB型は粕屋町でも局地的な流行はあっているようです。
・感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)はまだ続いているようです。

かすやキッズネット2011年5月号

今月(第29号)は『予防接種の変更点』です。
【ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン】先月号で接種中止をお知らせしましたが、4月1日より接種再開となりました。厚労省発表の要旨としては①安全性上の懸念はない②接種間隔が多少遅れてもワクチンの効果には問題がない③同時接種で重篤な副反応が増加するという報告はない④基礎疾患のあるお子さんについてもワクチン接種は大切である一方、慎重な接種を行う。。。というものでした。(詳細については厚労省HPをご参照下さい)【子宮頸がん予防ワクチン】現在ワクチンの需要に製薬会社の供給が追いついておらず、6〜7月以降より安定供給される見通しです。そのため当分の間は初回接種の方は接種を差し控えていただき、すでに初回接種を終えた方の2回目・3回目の接種を優先しています。また平成233月末までにワクチン不足のため1回目の接種をできなかった高校1年生(平成234月より高校2年生)は、平成23930までに1回目の接種をした場合に、公費助成の対象になります。不明な点は役場・かかりつけの先生にご相談下さい。 *粕屋町社会福祉協議会 http://vc.town.kasuya.fukuoka.jp/pages/kosodate.html

2011年4月19日火曜日

お知らせ

1.4月23日(土曜日)は院長が午後より研修に出かけるため、
  12時で診療を終了させていただきます。

2.5月2日(月曜日)は院長が研修に出かけるため、
  休診とさせていただきます。

3.5月より
  土曜日の診療 は 12時30分で診療を終了
  
とさせていただきます。

ご了承下さいませ。


2011年4月17日日曜日

アレルギー検査希望

クリニックにはアレルギー検査(血液検査:特異的IgEの測定)を希望して受診される方が少なくありません。僕自身、典型的なアトピー素因を有した子どもであったので親御さんの気持ちもわかるのですが、アレルギーの全体像はまだ十分にはとらえられていないし、病態や症状の個人差は大きく、また同じ人でも条件によって症状の在り方が違うこともあるため、その診断は単純ではないと思っています。たしかに即時型の反応で原因物質が特定しやすいときには診断しやすいと思いますが、皮膚症状に代表されるような遅発・慢性の経過をとるものは、アレルギーは原因の一つであることが多いため、食物除去だけでは皮膚症状が改善しないことを経験します。(もちろん食物除去で改善するお子さんもいますが) 
血液検査(特異的IgE値)の結果は診断のツールとして有用ではあるものの、実際の患者さんの症状・経過とつきあわせながら、日々のスキンケア・食事・生活を考えていくことが大事であろうと思います。
ただこれでは雲をつかむような話であり、もうちょっと踏み込んだ話を患者さんにしたいと思って少しずつ経口負荷試験を始めています。負荷試験の目的は確定診断と耐性獲得の診断(除去食解除のための負荷試験)の2つの目的があり、クリニックでは後者を目的に負荷試験をやっています。やってみると特異的IgE値が少々高くても症状が出ない人があれば、逆に同値が低くても症状が出る人もいるし、また同じ食物であっても食べる量・スピード・体調によって症状が異なる人もありました。
クリニックでは限られたお子さんの負荷検査しかできていませんが、年齢が高くなってくると特異的IgE値や皮膚テストの結果に関わらず食事制限を解除できるお子さんが増えるてくるという事を改めて感じています。
食物負荷試験はアナフィラキシーなどの重篤な反応を引き起こす可能性もあるので、適応は慎重に考えながら、少しずつ行っていこうと思っています。

2011年4月14日木曜日

陽春の午後

本日は暖かい春の陽ざしの中、小学校の検診に出かけました。

僕は小学校時代、1年間病院から登校していた時期もあり、毎回検診医の先生にチェックされるのが何となく後ろめたかったりしたものでした。

元気な子供達といろいろと話をしながら検診をやりたかったのですが、とにかく時間がなくてそういうわけにもいきませんでした。。。

大変な状況にあるこの日本で、子供達の病気のことだけでなく、すこやかに心も体も育つお手伝いをすることが僕らのつとめであろうと感じました。


小学校近くの菜の花畑がきれいでした。




第9回こども健康教室(駕与丁公民館)を4月開催の予定でしたが、乳幼児健診や小学校・幼稚園の検診が続くため、7月以降に予定しています。


ご期待ください!


福岡県第14週(H23年4月4日〜4月10日)の感染症発生動向



*福岡県医師会のHPよりアクセスできます。
https://www.fukuoka.med.or.jp/

・インフルエンザ報告数は3週連続で減少してきています。
 ただB型は散発ではあるものまだ流行している印象です。。。
・感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)はまだ続いているようです。

2011年4月9日土曜日

福岡県第13週(H23年3月28日〜4月3日)の感染症発生動向



*福岡県医師会のHPよりアクセスできます。
https://www.fukuoka.med.or.jp/

・インフルエンザはB型が多く、報告数は2週連続減少してきています。
 当地の印象としても減ってきたようようです。
・感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)はまだ続いているようです。

2011年4月3日日曜日

駕与丁公園にて

久しぶりに駕与丁公園に行ってきました。


桜はかなり咲いていました。



肌寒かったので、お弁当を持って行くのはまたの機会に。



先週から預かっているパピーのヴィント君も抱っこでポーズ。




4月ですね。がんばろーっ!!