2010年11月23日火曜日

かすやキッズネット2010年12月号


今月は『嘔吐下痢症』です。
初冬よりウイルス性胃腸炎(いわゆる嘔吐下痢症)が流行しています。潜伏期間は12~48時間と短く、感染力も強いため集団発生するのが特徴です。症状は嘔吐・下痢・発熱・だるさ等であり、小児では嘔吐が強い傾向にあります。有効な抗ウィルス薬はなく、胃や腸の安静と対症療法で様子をみていきます。実際には吐き気の強い最初の3〜5時間位は胃や腸に負担をかけないように水分・食事を中止し、その後から水分を少量ずつ・ゆっくり与えていきます。吐き気が強い時期には吐き気止めのお薬を使うときもありますが、ほとんどは半日〜1日をピークに2~3日間で軽快していきます。嘔吐が出現してすぐに受診される方もいますが、嘔吐しだして数時間以内であればまずは上記のやり方で様子をみられてはいかがでしょうか。親御さんより「脱水が心配だ」という声をいただきますが、数時間程度の経口摂取不良では脱水にはなりません。ただ嘔吐が続く・元気がない・ぼ-っとしている・・・ということが1日以上続くようであれば早目の受診をおすすめします。

2010年10月22日金曜日

かすやキッズネット2010年11月号

今月は『細菌性髄膜炎ワクチン』です。
10月上旬にヒトパピローマウイルス・Hib・肺炎球菌に対するワクチンについて、政府が今年度内に公費負担を検討中であるとの報道がありました。具体的には半額を国費負担、残る半額を自治体が負担する形で検討中のようです。今後国会での承認が必要ですが、ようやくワクチン行政が動き出してきた感があります。この動きをふまえて細菌性髄膜炎ワクチンについて簡単にまとめてみます。【細菌性髄膜炎】5歳未満の子どもにおいて年間600〜 1000人程度の発症があり、高度な治療を行っても5%程度の死亡率や20%程度に重い後遺症を認めています。(福岡県の小児科定点報告からは年間10〜20人程度の発症報告のようです)原因菌としては、Hib・肺炎球菌でその8〜9割を占め、発症年齢では0歳台の子どもで過半数を占めています。【ワクチン】欧米各国ではHibワクチン・肺炎球菌ワクチンはすでに定期接種化されてきており、その有効性・安全性は実証されています。【接種法】Hibワクチン・小児用肺炎球菌ワクチンは生後2ヶ月より接種可能であり、またワクチンの同時接種も普及してきており、生後2ヶ月になったらこの2つのワクチンを同時接種(左右の腕にそれぞれを接種)されることを検討されていいかと思います。*なお本稿を記載している時点ではまだ公費負担ではありません。

2010年10月12日火曜日

『♪感謝・・・そして未来へ!』

第10回YOSAKOIかすやまつりが10/9・10とありました。
全国から3000人近くの踊り子さんが集い、心をこめて演舞されました。
ものすごいパワーをいただきました。
いろいろな方々に『ありがとう』です。
次の10年にむけて更なる飛躍を!!



10/9土曜日の一番隊の演舞です。



10/10日曜日の総踊りです。
写真は一番隊さんのHPより転載させていただいています。
圧巻でした!!

2010年10月8日金曜日

第10回YOSAKOIかすや祭り

いよいよ明日からですね!

気合いを入れて頑張りましょう!!

*写真は一番隊のHPよりお借りしました。


2010年10月1日金曜日

こども健康教室でした

昨日は13:30より駕与丁公民館で第7回こども健康教室を行いました。
『今秋からの予防接種』をテーマに、細菌性髄膜炎ワクチンを中心に
子宮頸がん予防ワクチン・日本脳炎ワクチン・インフルエンザワクチン
についてお話しました。予想以上の方々に来ていただき、また質問も
多く皆さんの関心の高さを感じました。今後も機会があればお話を
したいと思っています。
また日本医師会の「希望するすべての子どもに予防接種を!」
キャンペーンにも署名いただきありがとうございました。

2010年9月22日水曜日

休診のお知らせ

10/2(土曜日)は院長が学会出張のため休診とさせていただきます。
ご了解下さい。

2010年9月17日金曜日

かすやキッズネット2010年10月号

今月は『今秋からの予防接種』です。
【日本脳炎ワクチン】8月末より日本脳炎ワクチン(第2期の接種:9歳から13歳未満)が定期接種となりました。また第1期の接種不足分をこの期間(9歳から13歳未満:第2期接種の時期)で定期接種として接種できます。
【インフルエンザワクチン】10月よりインフルエンザワクチンが接種開始となります。 
国・市町村が実施主体となりますが、昨年のような混乱はないと考えます。①従来の季節性インフルエンザ+昨年の新型インフルエンザ(A/H1N1)の混合ワクチンです. ②従来のように13歳未満は2回接種です. 
③昨年のような接種者の優先順位はなく、また流通の規制もありません. 
④従来通り接種費用は被接種者が負担します. (65歳以上の方などは助成の対象となります)
【Hibワクチン】1昨年の12月から日本でもHibワクチンの接種が始まりましたが、ワクチンの供給量が少ないため多くの接種希望者の方々が数ヶ月以上の予約待ちの状況と思います。しかし今秋からのワクチン供給量の増加に伴い、10月下旬からは他のワクチン同様に医療機関で予約・接種が速やかにできるようになるようです。 *不明な点は医療機関などにお問い合わせ下さい。なお第7回こども健康教室でも『最近の予防接種』をテーマにお話させていただきます。