2019年9月2日月曜日

日本外来小児科学会にて

8/31・9/1 は、国際会議場で開催された
第29回 日本外来小児科学会に参加してきました。

口演・ポスター発表形式で、演題発表してきました。

自分なりに、約3年間の活動に一区切りつけたつもりです。

それなりの反響はあったかと思います。
全国の先生方から声をかけていただきました。

前例がなければ、自分で調べて、自分で動けばいい。
自らその妥当性を検証しながら、粘り強く活動する。

いろんな意味で大変勉強になりました。

関係者の方々には大変お世話になりました。
ありがとうございました。

それにしても、行政の方々の英断だったと思います。


 


2019年8月13日火曜日

ひなた の 報告


九州盲導犬協会報に

ひなた が

紹介されました。

Go for it !






子育て出前講座特別編のご案内


9月28日(土)14:00〜 子育て出前講座特別編
を予定しています。

平成24年8月18日に粕屋町社会福祉協議会の方々とともに
スタートし、今回が 第10回目 となります!

今回も乳幼児の食物アレルギーをテーマに
お話しさせていただきます。

非常に広範なテーマであるため、特に

・血液検査(特異的IgE 値)の意義
・食物負荷試験を踏まえた耐性獲得

をお話させていただく予定です。


<前半30分> スタンダードな考え方のお話
<後半30分> 個別のご質問にお答えする 

ご質問大歓迎です!
お気軽にご参加下さい (^ ^)


*画像をクリックすると
大きな画面になります



キッズネット9月号

今月(第125号)は『食物アレルギー』です。
                                   
日々の診療で問い合わせの多い食物アレルギーです。
以下にポイントを述べますのでご参考に下さい。

① 食物アレルギーの全体像はまだ十分には解明されていませんが、
  最近は免疫学的知見から 経口免疫寛容・腸内細菌などが
  トピックのようです。

② 食物アレルギーは1人1人の発症様式・経過が異なるため、
  患者さん毎に個別に対応していきます。

③ 採血による特異的IgE検査は不確実な側面があります。
  一部のコンポーネントアレルゲンの特異的IgEにのみ限定的な有用性が
  確認されているのが現状です。
  診断で最も重要なのは詳細な問診(摂取歴)です。

④ 原因食物の厳格な除去ではなく「必要最小限の除去」が推奨されて
  ています。「症状を誘発しない範囲内で食べる」「食べられる範囲
  までは食べる」ことが推奨されています。

⑤ 「食物負荷試験を繰り返しながら、少しずつ制限解除を進める」
  という段階的解除が主体となってきています。

★ 9/28(土) 14時から粕屋町福祉センターにて
 『乳幼児の食物アレルギーのお話し会』を開催します。
  お気軽に参加下さい。

http://vc.town.kasuya.fukuoka.jp/syakaifukushi/kidsnet.html

2019年7月19日金曜日

キッズネット8月号

今月(第124号)は『熱中症』です。

熱中症は「暑熱環境における身体適応の障害によって起こる状態の総称」
です。スポーツ・仕事中に発症する<労作性>と日常生活で発症する
<非労作性>の2つがあり、重症度はⅠ〜Ⅲ度に分類されます。

Ⅰ度の症状は「めまい、立ちくらみ、顔色蒼白、頭痛、手足のしびれ・
冷感・こわばり」等であり、基本的に「意識障害を認めません」。
僕は「歩けない位きつがっているが、呼びかけにはきちんと返答できる」
とイメージしています。主な病態は発汗による体液の喪失と暑熱環境下
の末梢血管拡張作用による脳血流の一時的な減少と考えられ、涼しい
環境下で安静臥床(足を挙上)・ぬれタオル等によるクーリング・水分
(できれば経口補水液)の摂取等をさせながら経過観察していきます。
*「強い発汗・軽い頭痛・きつさを認めるが、支障なく歩行可能」程度
 であれば、Ⅰ度の前段階状態と考えます。
 このような徴候を認めれば早目に涼しい環境で休ませましょう。
 症状は時間とともに変化していきます。症状が改善しなければ
 医療機関へ受診してください。

Ⅱ度になるとⅠ度より重症化し意識障害「ぼーっとして反応が鈍い」、
経口摂取不能 がより顕在化してきます。
Ⅱ度では高体温による臓器障害が強くなる可能性があり、医療機関を
速やかに受診してください。特定の遺伝子タイプを持っている人では、高温

環境下では血管障害をきたしやすくリスクが高いとも言われています。

http://vc.town.kasuya.fukuoka.jp/syakaifukushi/kidsnet.html



2019年7月10日水曜日

おたふくかぜワクチンの公費助成

昨日午後は診療を早目に終了し、
自治会館で行われた研修会で
糟屋地区の養護教諭の先生方約50人に
お話をさせていただきました。

2017年12月:8つの自治体の疫学データを基に議会に陳情。
2018年3月:議会でプレゼンテーション。陳情の採択。
2019年3月:行政よりGoサインがでました。

このベースとなった疫学データは
学校保健会のご協力によるものです。

同会への御礼を兼ねてご報告をしようと思っていましたが
ようやくその機会を得て、お話をさせていただきました。
同会の先生方には大変感謝しております。
今後ともよろしくお願いいたします。

本疫学調査の継続と
今後のありかたを検討しています。




2019年6月17日月曜日

キッズネット7月号

今月(第123号)は『夏かぜ』です
                             
6月に入り、夏かぜの子どもさんの受診が増えてきたようです。

【夏かぜウイルス】
かぜのウイルスは寒冷・乾燥を好むため冬に流行することが多い
のですが、逆に高温・多湿を好むウイルスもおり、
これが夏かぜウイルスです。エンテロウイルス・アデノウイルス等がその代表
であり、数十種類いるといわれています。

【エンテロウイルス感染症】
咳は比較的軽く、発熱・のどの痛み・体幹や手足の発疹(突発性
発疹のように解熱後に発疹が出現することもある)が特徴的です。
下痢・腹痛などの消化器症状を認めることもあります。

・手足口病:手・足の丘疹や水泡、口腔内の小水疱が特徴です)
・ヘルパンギーナ:高熱と“のどちんこ”の両脇の水疱が特徴。
 よだれ・嚥下痛が強い時もある)などが代表的な病気です。

【アデノウイルス感染症】
発熱・のどの痛みに加えて、結膜炎を認める場合もあります。

・咽頭結膜熱:高熱・のどの痛み・充血などを認める。
 プール熱とも呼ばれますがプール以外でも感染します。
・流行性角結膜炎

それぞれ学校保健安全法で出席停止期間がきまっています。

【対処法】
他の多くのウイルス感染症と同様に治療薬はないため
対症療法で対応していきます。


http://vc.town.kasuya.fukuoka.jp/syakaifukushi/kidsnet.html