2017年5月14日日曜日

バラ祭りへ

粕屋町バラ祭り@駕与丁公園へ。

毎年恒例のイベントですが、
個人的にもこの季節は節目となるため
毎年足を運んでいます。



満開のバラとともに。
我が家の盲導犬候補犬
ひなたさん 6ヵ月です。




苗を
クリニックの1角に地植え。
とりあえずという感じですが・・・


2017年5月3日水曜日

講習会


先日、食物アレルギーについてのお話を
させていただきました。

新年度に入り
除去食の意見書・学校生活管理指導表に関する
問い合わせも増えてきましたため

・食物アレルギーの診断
・アレルギー症状への対応

を中心にお話をさせていただきました。

後者では、エピペントレーナーを使った実技を
皆さんに行ってもらいました。

予定時間を超過しましたが、

僕自身も
・現在の知見でわかること、わからないこと
・その上での患者さんへの適切な対応とは何か
(過剰・過小にならない診療)
・アレルギー症状への家庭内・外での準備や対応

について考えさせられました。

いろいろな事象を整理し、
シンプルな考え方を提示していきたい
と考えています。




皆様、お疲れ様でした。

2017年4月25日火曜日

キッズネット5月号

今月(97号)は『おたふくかぜワクチン』です。
糟屋地区ではおたふくかぜの小規模の流行が続いている印象です。
2月号でもお伝えしましたが、おたふくかぜの流行で一番懸念されるのは
おたふくかぜによる難聴の合併です。そうならないためには
「おたふくかぜにかからない・うつさない」配慮が大切ですが、
おたふくかぜ(疑いも含む)の診療では以下の2つの難しさがあります。
1.診断の難しさ:
特に顎下線腫脹タイプだと、おたふくかぜとリンパ節炎との区別が難しい
場合があります。また耳下腺炎であっても、おたふくかぜ以外の耳下腺炎との
区別が難しく、念のために園・学校をお休みしていただく場合があります。
ちなみに採血による抗体検査は、結果が判明するまで約1週間かかるため
早急な診断はできません。
2.不顕性感染の問題:
おたふくかぜには症状が無〜軽いタイプの“不顕性感染”が30%程度あると
言われています。この場合は診断が非常に難しく、患者さん自身も自覚が
ないため知らないうちに他人に感染させる可能性があります。
逆に知らないうちに感染してしまう可能性もあります。

★おたふくかぜへの有効な治療薬がない現在、上記1・2に唯一対応できる
 ものとしてワクチンがあります。ワクチンを接種し(できれば2回の接種)、
 「おたふくかぜにかからない・うつさない」ようにしませんか?

(世界的にはワクチン接種の徹底によっておたふくかぜは激減していますが、
 本ワクチンの接種率が30%程度の日本では、周期的なおたふくかぜの流行が
 続いている状況です)


 http://vc.town.kasuya.fukuoka.jp/syakaifukushi/kidsnet.html

2017年3月17日金曜日

キッズネット4月号

今月(第96号)は『赤ちゃんの予防接種のポイント』です。
新年度になりましたので赤ちゃんの予防接種のポイントをおさらいしましょう!

①生後2ヵ月からスタート 
②接種できる時期が来たら早目に接種する 
③接種時期に注意     
④同時接種でおこなう

★①②:乳児期は感染症に対する免疫力が低いため、推奨される時期にワクチンを
    接種して早目に免疫を確立させましょう。

★③:特に以下のワクチンで気をつけましょう。
 ロタウイルスワクチンの1回目は、生後14週6日までに接種(推奨)。4種混合ワクチン
 の1回目は生後3ヵ月から。
 B型肝炎ワクチン(定期接種分)の3回目は、1回目の接種から139日以上あけて1歳の
 誕生日の前日までに接種。
 BCGは生後5ヵ月からのスタートで、1歳の誕生日の前日までに接種。

★④:単独のワクチン接種と複数のワクチンの同時接種とでは効果・安全性に変わりは
   なく、同時接種は世界的にも推奨されています。また効率的に接種スケジュール
   が立てられ、赤ちゃんに早く免疫を確立することができます。

(予防接種には定期接種・任意接種があり、また接種時期が細かく規定されている
 ものもあります。不明の点があれば医師にご相談下さい) 

 http://vc.town.kasuya.fukuoka.jp/syakaifukushi/kidsnet.html


2017年2月19日日曜日

かすやキッズネット3月号

今月(第95号)は『食物アレルギー』です。

食物アレルギーの全体像はまだ十分に解明されていませんが、少しずつ
新たな知見も出てきています。最近は免疫学的知見をいかした予防や
アレルゲンコンポーネント、免疫療法などの分野がトピックのようです。
実際の診療現場では食物アレルギーの子どもさんの食生活の管理・
誘発されたアレルギー症状への対応に力点が置かれているかと思います。
現在の食物アレルギーガイドラインでは原因食物の厳格な除去ではなく、
「必要最小限の除去」を推奨しており、「症状を誘発しない範囲内で食べ
る」「食べられる範囲までは食べる」を奨めています。従って多くの患者
さんは「食物負荷試験で耐性の程度を評価しながら少しずつ制限解除を
進める」という、いわば段階的解除が主体となってきていると思います。
(もちろん少数ではあっても重症の患者さんには厳密な管理が必要です)
時々採血による特異的IgEの検査を希望されることがありますが、
現時点では本値は不確実な指標として考えられています。
粗抗原としての特異的IgEではどうしても限界があり、症状に関与する
コンポーネント特異的IgEを検査すればより精度の高い診断が可能になる
と思います。今後の研究の進展が待たれます。


僕自身は以下の①→③の手順で診療を行っています。
①問診で明らかな即時型反応の有無を確認 
②必要と判断した方に特異的IgEの検査 
③段階的な食物経口負荷試験を食物アレルギーの重症度を勘案しながら
 段階的に行う

http://vc.town.kasuya.fukuoka.jp/syakaifukushi/pdf/kidsnet_h29.02.pdf


2017年1月16日月曜日

キッズネット2月号(おたふくかぜに注意)

今月(94号)は『おたふくかぜに注意!!』です。

日本ではおたふくかぜの流行が4〜5年毎にみられますが、
県のサーベイランスをみると2017年第1週(1/2〜8)時点で、
福岡県内では粕屋地区の発症状況が注意報レベルにあることが
県医師会のHPで確認できます。
おたふくかぜは一般的には予後良好な病気ですが、
注意が必要な病気でもあります。
合併症として髄膜炎・精巣炎・難聴などがありますが、
特に難聴は強い聴力障害を認め、治療法もありません。
また子どもだけでなく大人にも発症します。
おたふくかぜによる難聴の発症率は1000〜2000人に一人と
言われていますが、おたふくかぜがその地域で流行すると
100人〜数百人に1人の発症率に上昇するとの報告もあります。
昨年は診療時間が短かった僕のクリニックでも、1年間で数十人の
おたふくかぜの方の受診がありました。
おたふくかぜの感染力は決して低くはなく、ワクチンの接種率が
30〜40%といわれる現状では、流行しだすと多くの方におたふくかぜに
かかる可能性があり、合併症の可能性も増えてきます。
おたふくかぜには治療薬はないため、予防としてのワクチン接種が
重要になります。僕はおたふくワクチンの接種をお勧めします。
★世界的にはワクチン接種の徹底によっておたふくかぜはほぼ制圧
 されてきています。日本の常識と世界の常識は異なるようです。


2017年1月4日水曜日

新年のご挨拶


本日より2017年の診療を開始しました。

来週からは水曜日の夕方の診療を再開します。
これで月・水・金は夕方17:00までは診療受付を行うことになります。

診療時間は8年前の開院当初から比べるとまだまだ短いのですが
この2年間の診療時間からすると
ようやくここまで回復できたか・・・
と感じています。

開業当初の診療理念に立ち戻り
広く・・・ではなく、深く問いながら
新たな気持ちで臨みたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。



2017年1月1日 三日月山からの初日の出 です。

皆様にとって本年も佳き年でありますよう祈念いたします。